永源山クマ捜索
皆さん、こんにちは。
今回は、19日の夜、20日の早朝に周南市大字富田のTOSOH PARK 永源山(https://www.tosoh-park-eigenzan.com)でドローンを飛行させてきました。
普段がドローンが制限されているこの風光明媚な公園で、特別にドローンを飛行させられることとなったのですが、その理由はタイトル通り、とても良いものとは言えません。
今月13日8時半頃、公園の管理事務所近くで体長1メートルほどのクマが目撃され、園内に姿を消していました。
さらに、15日には、園内にてクマのフンが、17日14時ごろには、隣接する新南陽高校グラウンドにてクマの足跡が見つかり、園内は非常に物々しい雰囲気が続いております。
永源山公園はかなり広いため、そのどこかにクマが潜んでいるとも知れず、また公園が市街地に近いことが逆に仇となってしまいました。
そこで、市の依頼を受けた我々山口県産業ドローン協会は、ドローン搭載の赤外線カメラを用いて、隠れているクマを捜索しようと試みました。
急なお知らせにも関わらず、23名もの協会員の皆様に参加頂きました。ありがとうございます。
我々は19日、20日に、MATRICE300をはじめ計5台のドローンを飛行させました。
風車、および横の展望台からの飛行で、非常に見晴らしは良かったのですが、今回の目的であるクマの捜索には、木々が視角を遮ってしまうため、低高度でドローンを飛ばしにくいです。
砂場で砂金を探すような飛行が2時間ほど続いた後、ついに怪しい光点を見つけました。
ついにクマ発見か!?
逸る気持ちを抑えて、拡大した画像がこちらです。
カラスでした。
丁度上空からカラスの巣が見える状態になっていて、赤外線カメラに綺麗に映っていました。
今回の金曜、土曜の撮影では、クマらしき熱源は見つけることができず、既にこの山を去った後なのかもしれません。
しかし、自分では判断なさらず、市、および公園管理者の発表を待ち、気を付けて行動下さいますようお願い致します。